【問8】DXパスポート試験 練習問題|アジャイル開発の考え方
DX総論 問8/20難易度B(標準)
問題文
ソフトウェア開発における「アジャイル開発」の考え方として、最も適切なものはどれか。
- 1.要件定義、設計、開発、テストを工程ごとに区切り、前の工程が完了してから次へ進み、後戻りを原則として行わない進め方
- 2.短い期間で開発と検証を繰り返し、利用者の反応や要件の変化を取り入れながら、段階的にシステムを改善していく進め方
- 3.システムの開発を外部の事業者に一括して発注し、契約で定めた仕様どおりに完成品が納入されるのを待つ進め方
- 4.既製のパッケージ製品だけで業務を完結させ、ソースコードを一切書かずにシステムを導入する進め方
解説
正解は2。アジャイル開発は、短い期間の単位で計画、開発、検証を繰り返し、利用者からのフィードバックや要件の変化を取り入れながら、システムを段階的に改善していく開発の進め方である。2001年に公表された「アジャイルソフトウェア開発宣言」は、「計画に従うことよりも変化への対応を」などの価値を掲げている。市場の変化が速いDXの取組と相性がよく、自社で素早く改善を重ねる内製化の取組でも使われる。1は誤り。工程を順に進めて後戻りを避ける進め方で、ウォーターフォール開発の説明である。3は誤り。外部への一括発注で仕様どおりの納入を待つ形は、利用者の反応を取り入れて改善するアジャイルの考え方と異なる。4は誤り。既製のパッケージの導入は開発手法の説明ではなく、アジャイル開発にもあたらない。