【問172】eco検定 練習問題|化学物質を規制する国際条約
国際的な枠組みと条約 問6/25難易度B(標準)
問題文
分解されにくく生物の体内に蓄積しやすい有機汚染物質について、その製造や使用の廃絶・制限を定めている国際条約はどれか。
- 1.バーゼル条約
- 2.ワシントン条約
- 3.ストックホルム条約
- 4.ラムサール条約
解説
正解は3。ストックホルム条約は、残留性有機汚染物質(POPs)を対象とすることからPOPs条約とも呼ばれ、分解されにくく生物の体内に蓄積しやすい有機汚染物質について、製造や使用の廃絶または制限、および在庫や廃棄物の適正な管理を定めている。
1のバーゼル条約は、有害廃棄物などが国境を越えて移動する際の手続とその処分を規制する条約であり、化学物質の製造や使用そのものを規定するものではない。2のワシントン条約は、絶滅のおそれのある野生動植物の国際取引を規制する条約である。4のラムサール条約は、水鳥の生息地として国際的に重要な湿地の保全と賢明な利用を目的とする条約である。いずれも化学物質の規制を担う枠組みではない。
なお、同じ都市の名を冠する国連人間環境会議とは別のものであり、条約名と扱う対象を結びつけて整理しておくと混同を防ぎやすい。