【問99】eco検定 練習問題|森林認証と水産エコラベル
生物多様性と自然共生社会 問19/20難易度A(易しい)
問題文
森林認証(FSC)や水産エコラベル(MSC)などの認証制度に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.適切に管理された森林の木材や持続的にとられた水産物であることを第三者機関の審査で示し、消費者が製品を選ぶ際の目印とするしくみである
- 2.国が定めた基準を満たした国内産の木材や水産物だけを対象とする制度であり、海外で生産されたものが認証を受けることは想定されていない
- 3.認証を取得した事業者について、伐採量や漁獲量に関する資源管理上の規制を免除し、生産量の拡大を促すことを目的とした制度である
- 4.生産者や流通事業者が社内の在庫管理を効率化するために用いる基準であり、消費者に向けて製品に表示されることはないしくみである
解説
正解は1。森林認証(FSCなど)は、生態系や地域社会に配慮した形で適切に管理されている森林から生産された木材やその製品であることを、水産エコラベル(MSCなど)は、資源量を維持できる形で持続的にとられた水産物であることを、それぞれ第三者機関の審査によって認証し、ラベルとして示すしくみである。消費者が製品を選ぶ際に、認証ラベルの有無を目印として持続可能な生産物を選択できるようにする点に意義がある。
2は誤り。これらの認証は国内産に限定されるものではなく、海外の森林や漁業も審査を受けて認証を取得している。3は誤り。認証は資源管理の基準を満たしていることを示すものであり、伐採量や漁獲量に関する規制を免除したり、生産量の拡大を促したりする性質のものではない。4は誤り。認証ラベルは消費者が店頭で製品を選ぶ際の目印として機能することに重要な役割があり、社内の管理のためだけに用いられる基準ではない。
認証ラベルの付いた製品を選ぶという日常の消費行動が、持続可能な森林管理や漁業を支える力になっているという関係を理解しておきたい。