【問17】eco検定 練習問題|SDGsの基本理念と構成
持続可能な社会と環境問題の歴史 問17/20難易度A(易しい)
問題文
2015年の国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)に関する説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.先進国のみを対象として設定された目標であり、途上国の開発課題は対象に含まれていない
- 2.法的拘束力をもつ国際条約として採択されたものであり、目標を達成できない国には制裁措置が科されることとなっている
- 3.環境問題の解決のみを目的とした目標群であり、貧困や教育など社会・経済分野の課題は含まれていない
- 4.「誰一人取り残さない」という理念のもと、貧困・環境・経済など幅広い分野にわたる17のゴールで構成されている
解説
正解は4。2015年の国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)は、「誰一人取り残さない(no one will be left behind)」という理念のもと、貧困の撲滅、環境保全、経済成長など幅広い分野を対象とする17のゴールから構成されている。環境・経済・社会の課題を統合的に捉え、先進国・途上国を問わずすべての国が取り組む目標として位置づけられている点が特徴である。
1は誤り。SDGsは先進国のみを対象とするものではなく、先進国・途上国のいずれも取り組むべき普遍的な目標として設定されている。2は誤り。SDGsは法的拘束力をもつ国際条約ではなく、国連総会で採択された政治的な合意文書に掲げられた目標であり、達成できない国に制裁措置が科される仕組みも設けられていない。3は誤り。SDGsは環境分野に限定されず、貧困・教育・保健・経済成長など社会・経済分野の課題を含む幅広い目標群である。
SDGsは「誰一人取り残さない」という理念と17のゴールという構成が繰り返し問われるポイントであり、それまでの国際会議の積み重ねを踏まえた集大成として位置づけて理解しておきたい。