【問14】eco検定 練習問題|地球サミットの成果文書
持続可能な社会と環境問題の歴史 問14/20難易度B(標準)
問題文
1992年にリオデジャネイロで開催された国連環境開発会議(地球サミット)の成果に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.「持続可能な開発」という概念が国際会議で初めて示され、環境と開発を統合する考え方の出発点となった
- 2.会議の成果として京都議定書が採択され、先進国に温室効果ガス排出削減の数値目標が課された
- 3.環境と開発に関する原則をまとめたヨハネスブルグ実施計画が採択され、持続可能な開発の検証が行われた
- 4.環境と開発に関する基本原則を示すリオ宣言と、行動計画であるアジェンダ21が採択された
解説
正解は4。1992年にリオデジャネイロで開催された国連環境開発会議(地球サミット)では、環境と開発に関する基本原則をまとめたリオ宣言と、その原則を実現するための具体的な行動計画であるアジェンダ21が採択された。あわせて気候変動枠組条約と生物多様性条約への署名も開始され、その後の国際的な環境協力の重要な土台となった。
1は誤り。「持続可能な開発」が定義として明確に示されたのは1987年のブルントラント委員会報告であり、地球サミットより前の出来事である。2は誤り。京都議定書が採択されたのは1997年に京都で開催された気候変動枠組条約第3回締約国会議(COP3)であり、1992年の地球サミットではない。3は誤り。ヨハネスブルグ実施計画が採択されたのは2002年のヨハネスブルグサミットであり、地球サミットの成果文書ではない。
地球サミットは、リオ宣言・アジェンダ21という理念と行動計画をセットで打ち出した点、および2つの主要条約の署名開始の場となった点で、国際環境政策の大きな転換点として位置づけられる。