【問10】eco検定 練習問題|典型七公害という考え方
持続可能な社会と環境問題の歴史 問10/20難易度B(標準)
問題文
環境基本法などで用いられる「典型七公害」という考え方に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.大気汚染・水質汚濁・土壌汚染・騒音・振動・地盤の沈下に、日照阻害を加えた7つの類型を指す考え方である
- 2.地球温暖化・オゾン層破壊・酸性雨など、国境を越えて影響が及ぶ7つの地球環境問題をまとめて指す用語である
- 3.大気汚染・水質汚濁・土壌汚染・騒音・振動・地盤の沈下・悪臭という、公害の典型的な類型を整理した考え方である
- 4.水俣病・新潟水俣病・イタイイタイ病・四日市ぜんそくなど、被害が確認された7つの公害病を分類した用語である
解説
正解は3。典型七公害とは、大気汚染・水質汚濁・土壌汚染・騒音・振動・地盤の沈下・悪臭という、公害としてとりわけ典型的とされる7つの類型を整理した考え方であり、公害対策の枠組みを理解する基礎となる。1は誤り。日照阻害は近隣の生活環境をめぐる問題ではあるが典型七公害には含まれず、七つ目に入るのは悪臭である。2は誤り。地球温暖化やオゾン層破壊は地球環境問題であり、典型七公害とは別のカテゴリーに位置づけられる。4は誤り。典型七公害は公害病という疾病の分類ではなく、公害の発生形態を類型化したものである。四大公害病のような個別の事件と、典型七公害のような類型整理を区別して理解しておくことが出題対策として有効である。