【問8】eco検定 練習問題|環境行政を担う組織の変遷
持続可能な社会と環境問題の歴史 問8/20難易度C(難しい)
問題文
日本の環境行政を担う中央省庁の変遷に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.環境省は、公害対策基本法の制定と同時に発足し、その後まもなく環境庁に改組された
- 2.環境庁は、地球サミット開催と同じ年に発足し、当初から省として設置された
- 3.環境庁は、環境基本法の制定とほぼ同時期に発足した組織であり、それ以前の環境行政は存在しなかった
- 4.公害問題への対応を主目的として環境庁として発足し、その後中央省庁再編に伴って環境省に移行した
解説
正解は4。日本の環境行政を担う組織は、深刻化した公害問題への対応を主な目的として環境庁として発足し、その後の中央省庁再編に伴って環境省に移行した。公害対策から地球環境問題まで幅広く所管する組織へと役割が拡大してきた経緯を押さえておきたい。1は誤り。環境省としての発足と環境庁への改組という順序は事実と逆である。2は誤り。環境庁は当初から省として設置されたわけではなく、庁として発足した。3は誤り。環境庁は環境基本法制定より前に発足しており、それ以前にも公害対策基本法などによる環境行政は存在していた。組織名称の変化とその背景にある行政ニーズの変化を関連づけて理解することが大切である。