【問7】eco検定 練習問題|公害対策の法制度の始まり
持続可能な社会と環境問題の歴史 問7/20難易度B(標準)
問題文
1967年に制定された公害対策基本法と、その後の公害関連法整備に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.公害対策基本法は、環境基本法の制定を受けて1993年に新たに制定された法律である
- 2.1970年に開催されたいわゆる公害国会で公害関係の法律の整備が集中的に行われた
- 3.公害対策基本法は、四大公害病の原因企業に対する損害賠償責任を直接定めた法律である
- 4.公害対策基本法の制定により、環境庁が同時に発足し、環境行政の一元化が完了した
解説
正解は2。公害対策基本法は1967年に制定され、その後1970年に召集された臨時国会、いわゆる公害国会において、大気汚染防止法や水質汚濁防止法など公害関係の多数の法律の制定・改正が集中的に行われた。1は誤り。公害対策基本法は環境基本法(1993年制定)よりも前の1967年に制定された法律である。3は誤り。同法は公害防止の基本的な枠組みを定めた法律であり、原因企業の損害賠償責任を直接定めたものではない。4は誤り。環境庁の発足は公害対策基本法の制定と同時ではなく、その後のことである。法律の制定年と関連する出来事の前後関係を押さえておくことが重要である。