【問3】eco検定 練習問題|熊本で発生した公害病
持続可能な社会と環境問題の歴史 問3/20難易度A(易しい)
問題文
熊本県水俣湾周辺で発生し、四大公害病の一つに数えられる水俣病に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.工場排水に含まれるカドミウムが農地を汚染し、骨がもろくなる症状が現れた公害病である
- 2.工場排水のメチル水銀が魚介類に蓄積し、摂取した住民に神経系の健康被害が生じた
- 3.硫黄酸化物を含む大気汚染により、周辺住民に気管支ぜんそくなどの呼吸器疾患が多発した
- 4.上水道に混入した有機溶剤を長期間飲用したことが原因で発生した公害病である
解説
正解は2。水俣病は、工場排水に含まれるメチル水銀が海域の魚介類に蓄積し、それを日常的に摂取した住民に手足のしびれや運動障害などの神経系の健康被害が生じた公害病であり、四大公害病の一つに数えられる。1は誤り。カドミウムにより農地が汚染され骨がもろくなる症状が現れたのはイタイイタイ病である。3は誤り。硫黄酸化物による大気汚染で呼吸器疾患が多発したのは四日市ぜんそくである。4は誤り。上水道に混入した有機溶剤は水俣病の原因物質ではない。原因物質と発生地域、被害の症状を正確に結びつけて覚えることが、四大公害病を区別して出題される問題への対応力につながる。