【問199】ビジネスマネジャー検定 練習問題|感染症の流行に対するマネジャーの姿勢
業務・組織・事故災害のリスクマネジメント 問15/16難易度A(易しい)
問題文
感染症の流行に関するリスクへの向き合い方として、マネジャーの姿勢に関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.感染症は実際に流行し始めてから対応を検討すれば足り、平時のうちに準備をしておく必要はない。
- 2.感染症が流行した場合の対応は、業務をすべて停止して収束を待つことに限られる。
- 3.感染症に関する対応は全社の危機管理部門が担う事柄であり、現場の部門で検討すべきことはない。
- 4.感染症の流行が業務に与える影響を見据え、平時から在宅勤務など複数の業務遂行手段を検討しておく。
解説
正解は選択肢4。感染症の流行は、出社が困難になる従業員の増加や取引先との対面でのやり取りの制約など、業務の遂行に大きな影響を及ぼしうる。こうした事態に備え、平時のうちから在宅勤務やオンラインでの業務遂行など複数の手段を検討し、実際に流行が生じた場合にも業務を継続できる体制を整えておくことが、マネジャーに求められる備えである。選択肢1は、流行が始まってから対応を検討すればよいとする姿勢であり、平時の備えがないまま事態に直面すると混乱が生じ、業務への影響が長引くおそれがある。選択肢2は、流行時の対応を業務の全面停止に限定しており、働き方を工夫して業務を続ける手段を検討する余地を排除してしまっている。選択肢3は、感染症への対応を全社の危機管理部門が担うものとみなしており、実際の業務の進め方を工夫する主体は現場の部門であることを見落としている。平時からの備えと複数の選択肢を持つことが、感染症の流行時にも事業を継続する力になる。