【問188】ビジネスマネジャー検定 練習問題|業務でAIを利用する際の留意点
業務・組織・事故災害のリスクマネジメント 問4/16難易度B(標準)
問題文
業務でAIツールを利用する際にマネジャーが留意すべき点として、最も適切なものはどれか。
- 1.AIが示す出力は高度な技術に基づいているため、内容の正確性を人が改めて確認する必要はない。
- 2.業務の効率化のためには、機密性の高い情報であっても制限を設けずに入力して活用することが望ましい。
- 3.AIの出力を活用して判断を行った場合でも、その判断の責任は利用した側にあることを踏まえて扱う。
- 4.AIを利用して行った業務については、誤りが生じた場合の責任もAIの提供元が負うものと考えてよい。
解説
正解は選択肢3。AIツールは業務を支える有用な手段であるが、その出力を用いて最終的な判断を行うのは利用する側であり、判断の結果に対する責任も利用した側にあることを踏まえて扱う必要がある。選択肢1は、出力の正確性を確認する必要はないとしているが、AIの出力には誤りが含まれる可能性があり、人による確認を省略してよいわけではない。選択肢2は、機密性の高い情報を制限なく入力してよいとしているが、入力した情報の取扱いには注意が必要であり、無制限に活用してよいとはいえない。選択肢4は、誤りが生じた場合の責任をAIの提供元に帰着させているが、業務上の判断を行い活用した以上、その結果への責任は利用した側から離れるものではない。AIを便利な道具として活用しつつ、出力の確認や情報の扱い、判断の責任の所在について、利用する側が意識を持ち続けることが実務上重要である。