【問187】ビジネスマネジャー検定 練習問題|製品・サービスの不具合への初動対応
業務・組織・事故災害のリスクマネジメント 問3/16難易度B(標準)
問題文
提供している製品やサービスに不具合の疑いがあるとの情報を把握した場合のマネジャーの初動対応として、最も適切なものはどれか。
- 1.事実関係を速やかに確認し、影響の範囲や程度を把握したうえで、必要な部署や上位者に報告する。
- 2.不確かな情報で混乱を招かないよう、社内での事実確認が完全に終わるまでは上位者への報告を控える。
- 3.顧客からの信頼を守るため、不具合の疑いが確定するまでは公表や社内共有を一切行わない方針を徹底する。
- 4.影響が軽微だと考えられる場合は、担当者の判断のみで対応を完結させ、上位者への報告は省略する。
解説
正解は選択肢1。製品やサービスに不具合の疑いがあるとの情報を把握した際には、まず事実関係を速やかに確認し、影響の範囲や程度をできる限り把握したうえで、必要な部署や上位者に報告することが初動対応として適切である。選択肢2は、社内での事実確認が完全に終わるまで報告を控えるとしているが、報告が遅れることで対応の初動そのものが遅れ、影響が広がるおそれがある。選択肢3は、疑いが確定するまで一切共有しないとするものであり、把握した情報を抱え込む姿勢は、問題を隠したと受け取られかねない対応につながる。選択肢4は、軽微だと考えられる場合に担当者限りで完結させるとしているが、影響の程度を担当者一人の判断だけで見極めるのは難しく、報告を省略すべきではない。不具合の疑いに気づいた早い段階で事実を共有し、組織として対応を判断できる状態をつくることが、被害の拡大を防ぐうえで重要である。