【問144】ビジネスマネジャー検定 練習問題|真因を追究することの意義
業務のマネジメントと問題解決 問20/22難易度B(標準)
問題文
問題解決において「真因」を追究することの意義に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.真因の追究とは、最初に思いついた原因をただちに対策の対象とすることであり、複数回の掘り下げはかえって非効率である
- 2.目の前に表れている事象への対応だけを行えば、原因を特定しなくても問題は将来にわたって再発しなくなる
- 3.なぜその事象が起きたのかを繰り返し問い、根本にある原因に迫ることで、その場しのぎにとどまらない対策を講じやすくなる
- 4.原因の掘り下げは、原因を一つだけに絞り込む作業であるため、複数の要因が絡み合っている場合には適用できない
解説
正解は選択肢3。「なぜ」を繰り返し問いながら根本にある原因に迫ることで、目に見える事象だけに対応するその場しのぎの措置にとどまらず、同じ問題を繰り返させない対策を講じやすくなる。選択肢1は、最初に思いついた原因を即座に対策対象とし、掘り下げを非効率としており、表面的な原因への対応で終わってしまう危険がある。選択肢2は、表れている事象への対応のみで原因を特定しなくても再発しなくなるとしているが、原因を特定しないままの対応は同じ問題を繰り返す典型例であり誤り。選択肢4は、原因の掘り下げを一つに絞り込む作業とし、複数要因が絡む場合には使えないとしているが、実際には複数の要因が絡み合う場合でも問いを重ねることでそれぞれの要因を明らかにできる。マネジャーには、表面的な事象で満足せず、根本原因まで掘り下げる粘り強さが求められる。