【問142】ビジネスマネジャー検定 練習問題|問題の定義の考え方
業務のマネジメントと問題解決 問18/22難易度B(標準)
問題文
マネジメントにおける「問題」の捉え方として、最も適切なものはどれか。
- 1.問題とは、担当者が抱く主観的な不満や違和感そのものを指し、目指す状態との比較は必要としない
- 2.問題とは、他部門から指摘を受けた事柄のみを指し、自部門内で気づいた課題は問題に含まれない
- 3.問題とは、過去に発生したトラブルの記録のみを指し、これから目指す状態との比較とは関係しない
- 4.問題とは、本来目指すべき状態や目標とする水準と、現状との間に存在する差として捉えられる
解説
正解は選択肢4。問題とは、単なる不満や感覚ではなく、本来目指すべき状態や目標とする水準と現状との間に存在する差として捉えるのが基本である。この捉え方を持つことで、何を埋めるべきかが明確になり、対策の方向性も定まる。選択肢1は、主観的な不満や違和感そのものを問題としており、目指す状態との比較という視点が欠けている。選択肢2は、他部門からの指摘のみを問題とし、自部門で自ら気づいた課題を除外しており、問題の範囲を不当に狭めている。選択肢3は、過去の記録のみを問題とし、これから目指す状態との比較を不要としており、将来に向けた視点を欠いている。マネジャーは、感覚的な不満や過去の出来事だけに引きずられず、目指す水準と現状の差を意識して問題を捉える必要がある。