【問138】ビジネスマネジャー検定 練習問題|遅れが生じた場合の対応
業務のマネジメントと問題解決 問14/22難易度B(標準)
問題文
部門の業績目標の進捗管理の中で、計画に対して遅れが生じていることが分かった場合のマネジャーの対応として、最も適切なものはどれか。
- 1.遅れが判明した時点で、原因を詳しく調べる前にまず目標値を現状の実績に合わせて引き下げ、達成率の数字を整えることを優先する
- 2.遅れの原因がどこにあるかにかかわらず、部下の努力不足によるものと決めつけて叱責し、その後の立て直しの進め方は部下に一任する
- 3.遅れは期末が近づけば自然に解消することが多いため、期の途中で原因を分析したり対応の方針を検討したりする必要はない
- 4.遅れの原因が部門内の取り組み方によるものか、部門の外側の事情によるものかを分けて把握し、目標値を安易に下げずに対応を検討する
解説
正解は選択肢4。計画に対して遅れが生じた場合、まずその原因が部門内の取り組み方によるものか、部門の外側の事情によるものかを分けて把握することが、有効な対応を検討する出発点になる。原因を確かめないまま目標値そのものを安易に下げてしまうと、本来取り組むべき課題への対応が先送りされるおそれがある。選択肢1は、原因を詳しく調べる前にまず目標値を実績に合わせて引き下げ、数字を整えることを優先するとしているが、これは遅れの実態から目をそらし、達成率の見かけを整えることに終始する対応であり適切ではない。選択肢2は、原因を確かめずに部下の努力不足と決めつけて叱責し、その後の進め方を部下に一任するとしているが、原因を特定しないまま対応を丸投げすることは、効果的な立て直しにつながりにくい。選択肢3は、遅れは期末が近づけば自然に解消することが多いため期の途中での分析や対応は不要としているが、途中で手を打たなければ遅れが拡大する可能性があり、早期の対応が重要である。