【問136】ビジネスマネジャー検定 練習問題|業務の標準化とマニュアル化
業務のマネジメントと問題解決 問12/22難易度B(標準)
問題文
部門内で担当者ごとに進め方が異なっている業務について、やり方を統一して手順の形に整える取り組みの意義についての記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.業務の進め方を手順の形に整える取り組みは、担当者が交代する場面でのみ意味を持つものであり、同じ担当者が継続して担当している間は、仕上がりの安定には寄与しない
- 2.業務の進め方は一度手順の形に整えれば完成するものであり、扱う業務の内容や前提となる条件が変わった後も、定めた手順をそのまま維持することが望ましい
- 3.業務の進め方を手順の形に整えると、担当者による仕上がりのばらつきを抑えやすくなり、他の担当者への引き継ぎや、経験の浅い担当者が業務を覚える際にも役立つ
- 4.業務の進め方を手順の形に整える取り組みは、その業務に十分習熟した担当者だけが従えばよいものであり、経験の浅い担当者にはかえって覚える負担が増えるため適用しないほうがよい
解説
正解は選択肢3。同じ業務であっても担当者ごとに進め方が異なっていると、誰が担当するかによって仕上がりや所要時間に差が生じやすい。進め方を統一して手順の形に整えておくと、担当者による仕上がりのばらつきを抑えやすくなるほか、他の担当者へ業務を引き継ぐ際や、経験の浅い担当者が新たに業務を覚える際の手がかりにもなる。選択肢1は、この取り組みが担当者の交代時にのみ意味を持ち、同じ担当者が継続する間は仕上がりの安定に寄与しないとしているが、手順が定まっていれば同一の担当者であっても抜け漏れを防ぎやすくなり、日常の業務でも効果がある。選択肢2は、一度整えた手順は業務の内容や前提が変わった後もそのまま維持することが望ましいとしているが、前提が変わったまま古い手順を使い続けると実態に合わなくなるため、変化に応じて手順を見直す必要がある。選択肢4は、習熟した担当者だけが従えばよく経験の浅い担当者には適用しないほうがよいとしているが、手順は経験の浅い担当者にとってこそ業務を覚える助けとなるものであり、対象から外す理由にはならない。マネジャーには、業務の進め方を整理し、必要に応じて見直していく役割が求められる。