【問135】ビジネスマネジャー検定 練習問題|部門目標の担い手の決め方
業務のマネジメントと問題解決 問11/22難易度B(標準)
問題文
部門の業績目標を設定した後、その目標を部門内の誰がどの部分を担うかという形に具体化していく際の考え方として、最も適切なものはどれか。
- 1.部門の目標を在籍人数で機械的に等分することが最も公平な決め方であり、各人の担当業務や経験の違いを踏まえる必要はない
- 2.誰がどこまでを担うのかを明らかにし、各人の担当業務や経験を踏まえて割り振ったうえで、担い手の定まらない部分が残っていないかを確認する
- 3.担う範囲は各メンバーの申し出のみに任せ、マネジャーは誰が何を担っているかを把握せずに期末の集計を待つことが望ましい
- 4.誰がどの部分を担うかが不明確なままでも、部門全体の目標値さえ示されていれば、達成に向けた各人の行動に違いが生じることはない
解説
正解は選択肢2。部門の目標は、そのままの形では個々のメンバーが日々何をすればよいかにまで結びつきにくい。誰がどの部分をどこまで担うのかを明らかにし、各人の担当業務や経験を踏まえて割り振ることで、目標が一人ひとりの具体的な取り組みへと結びつく。あわせて、部門の目標のうち担い手の定まらない部分が残っていないかを確認しておくことも重要である。選択肢1は、在籍人数で機械的に等分することが最も公平だとしているが、担当している業務の内容も経験の度合いも異なる以上、一律に等分した割り振りは実行の見通しを欠くことになりやすい。選択肢3は、担う範囲を各メンバーの申し出のみに任せ、マネジャーは把握しないままでよいとしているが、誰も担わない部分が生じても気づけず、部門の目標に対する責任を負うマネジャーの立場とも整合しない。選択肢4は、担い手が不明確でも各人の行動に違いは生じないとしているが、自分が何をどこまで担うのかが分からなければ、優先して取り組むべきことの判断が難しくなる。マネジャーには、部門の目標を担い手の見える形にまで具体化する役割が求められる。