【問131】ビジネスマネジャー検定 練習問題|業績目標の要件
業務のマネジメントと問題解決 問7/22難易度B(標準)
問題文
部門の業績目標を設定する際に、目標として備えるべき要件についての記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.目標は達成状況を関係者が共通して確認できるよう、内容が具体的で、達成の有無を測定できる形で示されていることが望ましい
- 2.目標は達成できるかどうかが不確実であるほど部下の意欲を引き出せるため、達成期限をあえて定めないことが望ましい
- 3.目標は上位者が独自の判断で決定するものであり、現場の状況と整合しているかどうかは重視する必要がない
- 4.目標は一度設定した後は年度途中で状況が変化しても、当初の表現のまま固定して運用し続けることが望ましい
解説
正解は選択肢1。業績目標は、何を達成すればよいかが関係者の間で共通に理解でき、達成できたかどうかを客観的に確認できることが重要である。内容が具体的であり、達成状況を測定できる形で示されていることは、進捗管理や達成度の評価を行ううえでの土台となる。選択肢2は、達成期限を定めないことが望ましいとしているが、期限のない目標は取り組みの緊張感や優先順位づけを損ないやすく、業績目標の要件として適切ではない。選択肢3は、目標は上位者が独自に決めるもので現場の状況との整合を重視しなくてよいとしているが、現場の実態とかけ離れた目標は達成に向けた行動に結びつきにくく、整合性は軽視できない要素である。選択肢4は、状況が変化しても当初の表現のまま固定して運用し続けるべきとしているが、目標を取り巻く前提条件が大きく変わった場合には、目標の妥当性を見直す視点も必要になる。マネジャーは、部下に示す目標が具体的で測定可能な形になっているかを日頃から点検する姿勢が求められる。