【問128】ビジネスマネジャー検定 練習問題|ロジックツリーによる問題分解
業務のマネジメントと問題解決 問4/22難易度C(難しい)
問題文
ある問題の原因を検討するためにロジックツリーを用いる際の進め方として、最も適切なものはどれか。
- 1.最初に思いついた原因を一つ選び、その原因を深掘りすることだけに集中し、他の切り口については検討の対象から外す
- 2.上位の問題をできるだけ多くの階層に細分化することを最優先し、各階層で要素どうしの重なりや漏れの有無は特に確認しない
- 3.上位の問題を、重なりなく漏れのない切り口で下位の要素に分解していき、階層を掘り下げながら原因や解決策の候補を整理していく
- 4.下位の要素から検討を始め、個々の要素を積み上げることで上位の問題そのものを新たに定義し直す作業を指す
解説
正解は選択肢3。ロジックツリーは、検討対象となる上位の問題を、重なりなく漏れのない切り口で下位の要素へと段階的に分解していくことで、原因や解決策の候補を階層的に整理していく手法である。選択肢1は、最初に思いついた一つの原因だけを深掘りし他の切り口を検討しないとしているが、これでは重要な原因を見落とすおそれがあり、複数の切り口から網羅的に分解するロジックツリーの進め方とは異なる。選択肢2は、階層を細分化することだけを優先し要素の重なりや漏れの確認を行わないとしているが、重なりや漏れを意識せずに細分化しても、整理された分解にはならず有効な原因分析につながりにくい。選択肢4は、下位の要素から積み上げて上位の問題を新たに定義し直す作業としているが、ロジックツリーは基本的に上位の問題を起点として下位へ掘り下げていく進め方をとる。マネジャーが問題の原因を体系的に絞り込むうえで基本となる考え方である。