【問127】ビジネスマネジャー検定 練習問題|MECEの考え方
業務のマネジメントと問題解決 問3/22難易度B(標準)
問題文
論理的思考における「MECE」の考え方の説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.物事を検討する際に、要素どうしが重なり合わず、かつ全体として漏れがない状態に分類・整理する考え方である
- 2.物事を検討する際に、重要度の高い要素から順に並べ、優先順位をつけて対応していく考え方である
- 3.物事を検討する際に、要素どうしが互いに重なり合うことを許容しつつ、抜け漏れがないことだけを重視する考え方である
- 4.物事を検討する際に、あらかじめ結論を仮に設定し、その結論を裏づける要素だけを集めて整理していく考え方である
解説
正解は選択肢1。MECEは、検討対象となる要素どうしが重複せず、かつ全体として見たときに抜け漏れがない状態に分類・整理しようとする考え方であり、モレなくダブりなく物事を捉えるための基本的な視点となる。選択肢2は、要素を重要度順に並べて優先順位をつける考え方を述べているが、これは優先順位づけの話であり、要素の重なりや漏れの有無を問うMECEの考え方とは別の論点である。選択肢3は、要素どうしの重なりを許容しつつ漏れの有無だけを重視するとしているが、MECEは重なりと漏れの両方がない状態を目指す考え方であり、重なりを許容する点で正確でない。選択肢4は、あらかじめ結論を設定しそれを裏づける要素だけを集めるとしており、都合のよい情報だけを恣意的に選ぶ姿勢を述べたものであって、要素を網羅的かつ重複なく整理するMECEの考え方とは異なる。マネジャーが問題の全体像を漏れなく把握しようとする際の基本的な視点となる。