【問126】ビジネスマネジャー検定 練習問題|PDCAのCheckが形骸化する問題
業務のマネジメントと問題解決 問2/22難易度A(易しい)
問題文
PDCAサイクルを運用する中で、評価(Check)の段階が形骸化してしまう状況の説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.評価の段階で、計画時に設定した目標と実績とを具体的に突き合わせ、差異が生じた原因を検討したうえで次の計画につなげている状態
- 2.計画(Plan)の段階で、前年度の計画内容をほとんど見直さないまま踏襲し、そのまま実行(Do)の段階に移している状態
- 3.評価の段階で、目標を下回った要因を掘り下げたうえで、改善(Action)に反映すべき具体的な課題を洗い出している状態
- 4.評価の段階が実績数値の確認と報告書の作成にとどまり、目標との差異の原因分析や次の計画への反映が行われないまま終わっている状態
解説
正解は選択肢4。PDCAのCheckが形骸化する典型的な状況は、実績数値を集計して報告書を作成すること自体が目的化してしまい、目標との差異がなぜ生じたのかという原因分析や、その結果を次の計画にどう反映させるかという検討が行われないまま評価作業が終わってしまう状態である。選択肢1は、目標と実績を具体的に突き合わせて原因を検討し次の計画につなげており、Checkが本来の機能を果たしている状態を述べたものであって形骸化の説明にはあたらない。選択肢2は、前年度の計画を見直さないまま踏襲しているという計画(Plan)の段階に生じている形骸化を述べたものであり、評価(Check)の段階が形骸化する状況の説明にはあたらない。選択肢3は、目標を下回った要因を掘り下げて改善に反映すべき課題を洗い出しており、Checkが適切に機能している状態を述べている。評価を形式的な作業で終わらせず、原因分析と次の計画への反映まで行って初めてPDCAが意味を持つことを、マネジャーは意識しておく必要がある。