【問123】ビジネスマネジャー検定 練習問題|PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)の考え方
経営計画・事業計画と戦略 問19/20難易度B(標準)
問題文
プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)における4つの象限とその位置づけに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.「金のなる木」は市場成長率が低く相対的市場シェアが高い事業を指し、そこで得られる資金を「問題児」など他の事業へ振り向けることが検討される
- 2.「花形」は市場成長率が低く相対的市場シェアが高い事業を指し、安定した資金源として他の事業への投資原資を生み出す位置づけにある
- 3.「問題児」は市場成長率が低く相対的市場シェアも低い事業を指し、資金の投入よりも撤退が優先的に検討される位置づけにある
- 4.「負け犬」は市場成長率が高く相対的市場シェアが低い事業を指し、将来「花形」へ育成するための重点的な投資対象とされる
解説
正解は選択肢1。PPMは市場成長率と相対的市場シェアの2軸で事業を「花形」「問題児」「金のなる木」「負け犬」の4象限に位置づける枠組みであり、金のなる木は市場成長率が低くシェアが高いため多額の追加投資を必要とせず安定的に資金を生み出す事業であり、そこで得た資金を成長性の高い問題児などへ振り向ける考え方がとられる。選択肢2は、市場成長率とシェアがともに高い花形を、成長率が低くシェアが高い事業として説明しており、金のなる木の特徴を花形の名称で述べている。選択肢3は、成長率が高くシェアが低い問題児を、成長率もシェアも低い事業として説明しており、負け犬の特徴を問題児の名称で述べている。選択肢4は、成長率もシェアも低い負け犬を、成長率が高くシェアが低い事業として説明しており、問題児の特徴を負け犬の名称で述べている。事業計画の立案では、各事業がどの象限に位置するかを把握し、資源配分の優先順位を検討する視点が欠かせない。