【問119】ビジネスマネジャー検定 練習問題|市場細分化(セグメンテーション)の目的
経営計画・事業計画と戦略 問15/20難易度A(易しい)
問題文
市場細分化(セグメンテーション)を行う目的として、最も適切なものはどれか。
- 1.性質の異なるニーズを持つ顧客層に市場を分けることで、経営資源を効果的に投入すべき対象を明確にする
- 2.市場全体を細かく分けること自体が目的であり、分けた後にどの層へ経営資源を投入するかは検討の対象外とする
- 3.既存顧客だけを対象に分類を行い、まだ取引のない潜在顧客層は細分化の対象から除外する
- 4.市場を分けず、すべての顧客に対して同一の製品・サービス・訴求方法で対応することを可能にするために行う
解説
正解は選択肢1。市場細分化(セグメンテーション)は、年齢や地域、価値観、購買行動などの切り口によって、性質の異なるニーズを持つ顧客層に市場を分けて捉え、自社の限られた経営資源をどの層に重点的に投入すべきかを明確にするために行う。選択肢2は分けること自体を目的としており、細分化した後にターゲットを選び、経営資源の配分を検討する段階につなげなければ、分析の意味が薄れてしまう。選択肢3は既存顧客のみを対象とし潜在顧客を除外しているが、まだ取引のない顧客層の中にも自社が狙うべきニーズの異なる集団が存在し得るため、対象を既存顧客に限定する理由はない。選択肢4は市場を分けずに一律対応することを可能にするためとしているが、これはセグメンテーションの趣旨とは逆であり、細分化はむしろ層ごとに異なる訴求や製品設計を行うための前提となる。狙うべき顧客層を明確にすることで、限られた経営資源を効果的に配分できる。