【問117】ビジネスマネジャー検定 練習問題|バリューチェーンの主活動と支援活動
経営計画・事業計画と戦略 問13/20難易度A(易しい)
問題文
バリューチェーン分析における「主活動」と「支援活動」の関係の説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.主活動は人事労務管理・技術開発・調達活動など製品を直接生み出さない裏方の活動であり、支援活動は購買物流・製造・出荷物流など製品が顧客に届くまでの流れに関わる活動である
- 2.主活動と支援活動はいずれも顧客への価値提供に直接関わる活動であり、活動の性質による区別は設けず、企業活動全体を一つの連鎖として一律に捉えるものである
- 3.主活動は購買物流・製造・出荷物流・販売やサービスなど顧客に価値が届くまでの流れに直接関わる活動であり、支援活動は人事労務管理・技術開発・調達などこれを下支えする活動である
- 4.主活動は企業の全般管理や財務など経営全体を統括する活動であり、支援活動は製造・出荷物流・販売など現場で個別の実務を担い、経営の意思決定を受けて動く活動である
解説
正解は選択肢3。バリューチェーン分析では、企業活動を、購買物流・製造・出荷物流・マーケティングや販売・サービスなど、製品やサービスが顧客に届くまでの流れに直接関わる「主活動」と、人事労務管理・技術開発・調達活動・全般管理などによって主活動を支える「支援活動」に分けて捉える。選択肢1は主活動と支援活動の役割を入れ替えており、人事や技術開発は主活動を下支えする支援活動に位置づけられる。選択肢2は活動の性質による区別を設けず一律に捉えるとしているが、主活動と支援活動を分けて捉えることで、どの活動が顧客への価値提供に直結し、どの活動がそれを支えているかを整理でき、強化すべき活動やコスト構造の見直しにつなげやすくなる。選択肢4は全般管理を主活動、現場の製造・販売を支援活動としているが、実際には全般管理は支援活動、製造や販売は主活動に位置づけられ、対応が逆になっている。活動ごとの位置づけを正しく整理することで、自社の価値創出の連鎖のどこに強み・弱みがあるかを把握しやすくなる。