【問116】ビジネスマネジャー検定 練習問題|5フォース分析の五つの要因
経営計画・事業計画と戦略 問12/20難易度B(標準)
問題文
ポーターの5フォース分析で取り上げられる五つの要因の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
- 1.既存競合・新規参入の脅威・代替品の脅威・買い手の交渉力・自社の技術力
- 2.既存競合・新規参入の脅威・代替品の脅威・買い手の交渉力・売り手の交渉力
- 3.既存競合・新規参入の脅威・規制当局の圧力・買い手の交渉力・売り手の交渉力
- 4.新規参入の脅威・代替品の脅威・買い手の交渉力・売り手の交渉力・株主の影響力
解説
正解は選択肢2。ポーターの5フォース分析は、業界の収益性や競争構造を、既存競合との敵対関係、新規参入の脅威、代替品の脅威、買い手(顧客)の交渉力、売り手(供給業者)の交渉力という五つの力から分析する手法である。選択肢1は売り手の交渉力の代わりに「自社の技術力」を挙げているが、これは自社内部の要因であり、業界構造を捉える5フォースの視点には含まれない。選択肢3は代替品の脅威の代わりに「規制当局の圧力」を挙げているが、規制の動向はPEST分析における政治的要因として扱う性質のものであり、5フォースの構成要素ではない。選択肢4は既存競合との敵対関係が抜け落ち、代わりに株主の影響力が加えられており、業界内の競争構造を漏れなく捉える5フォースの枠組みとして成立しない。五つの力を正しく押さえることで、業界の魅力度や自社が置かれた競争環境を多面的に評価できる。