【問108】ビジネスマネジャー検定 練習問題|部門の事業計画がマネジャーに持つ意味
経営計画・事業計画と戦略 問4/20難易度A(易しい)
問題文
部門の事業計画を策定することが、マネジャーにとって持つ意味についての説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.事業計画は上位者に提出して承認を得た時点で役割を終える文書であり、策定後は部門の運営にあたって改めて参照する場面は生じない
- 2.事業計画を策定する目的は所定の書式を過不足なく整えること自体にあり、内容が妥当かどうかよりも提出期限を守ることが最も重視される
- 3.事業計画は一度策定したら年度の途中で見直す必要はなく、前提となる状況が変化しても当初の内容どおりに実行し続けることが求められる
- 4.事業計画を策定する過程で、マネジャーは自部門が果たすべき役割や目標を具体的に整理でき、日常の業務における判断のよりどころとしても活用できる
解説
正解は選択肢4。事業計画を策定する過程で、マネジャーは自部門が果たすべき役割や達成すべき目標を具体的に整理でき、それが日常の業務における判断のよりどころとしても働く。事業計画は提出のための書類にとどまらず、部門運営の指針としての意味を持つ。選択肢1は、提出した時点で役割を終え運営上参照する場面は生じないとしているが、計画は策定後も日々の判断や進捗の確認に用いられるものであり誤りである。選択肢2は、内容の妥当性よりも提出期限の遵守を最も重視するとしており、事業計画の実質的な意義を軽視した説明である。選択肢3は、状況が変化しても当初の内容どおりに実行し続けるべきだとしているが、環境の変化に応じて計画の内容を点検し、必要に応じて見直す姿勢が求められる。マネジャーにとって事業計画づくりは、単なる事務作業ではなく部門運営そのものを組み立てる機会となる。