【問107】ビジネスマネジャー検定 練習問題|経営計画と事業計画の位置づけ
経営計画・事業計画と戦略 問3/20難易度B(標準)
問題文
全社的な「経営計画」と、部門レベルで策定される「事業計画」の位置づけについての説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.事業計画は全社の経営計画とは独立して各部門が自由に内容を決めてよいものであり、策定にあたって全社の方針との整合を確かめる必要はない
- 2.経営計画は全社的な方向性や目標を示すものであり、事業計画はそれを踏まえて各事業部門や部署が担う具体的な取り組みに展開したものと位置づけられる
- 3.事業計画は経営計画よりも上位に位置する文書であり、全社の経営計画は各部門が作成した事業計画を単純に集計して事後的に作成される
- 4.経営計画と事業計画はまったく別の目的で作られる文書であり、両者の内容が一致している必要はなく、矛盾していても問題とはならない
解説
正解は選択肢2。経営計画は全社的な方向性や目標を示すものであり、事業計画はそれを踏まえて各事業部門や部署が担う具体的な取り組みに展開したものと位置づけられる。事業計画は経営計画から独立した文書ではなく、全社の方針と整合していることが求められる。選択肢1は、事業計画が全社方針と整合させる必要がないとしており、両者の位置づけの関係を否定しているため誤りである。選択肢3は、事業計画を経営計画より上位に置き、経営計画を各部門の事業計画の単純な集計とみなしているが、これは全社方針を起点として部門計画へ展開するという関係を逆にした説明である。選択肢4は、両者の内容が矛盾していても問題とならないとしており、全社の一貫性を損なう考え方であり誤りである。マネジャーは、自部門の事業計画を作成する際、常に全社の経営計画との整合性を確認する姿勢が求められる。