【問106】ビジネスマネジャー検定 練習問題|長期計画・中期計画・短期計画の違い
経営計画・事業計画と戦略 問2/20難易度B(標準)
問題文
企業で用いられる長期計画・中期計画・短期(年度)計画の一般的な違いについての説明として、最も適切なものはどれか。
- 1.長期計画は向こう1年間の具体的な予算配分を定める計画であり、短期計画はそれより長い期間にわたる大まかな方向性を示す計画である
- 2.中期計画は経営理念そのものを新たに策定する場であり、期間の長短による計画の体系とは切り離された独立の文書として扱われる
- 3.長期計画は数年から十数年先の方向性を示し、中期計画は数年単位の目標に落とし込み、短期計画は年度ごとの実行計画として具体化する
- 4.短期計画は主に将来の事業環境の大きな変化を予測するために作成され、長期計画は日々の業務遂行の細かな手順を定めるために作成される
解説
正解は選択肢3。長期計画は数年から十数年先を見据えた大きな方向性を示し、中期計画はそれを数年単位の具体的な目標や施策に落とし込み、短期(年度)計画はさらに年度ごとの実行計画として具体化するという関係で用いられることが多い。選択肢1は、長期計画に1年間の予算配分を、短期計画にそれより長い期間の方向性を割り当てており、両者の期間の長さの説明が入れ替わっているため誤りである。選択肢2は、中期計画を経営理念そのものを策定する場としているが、経営理念の策定と期間別の計画の策定は別の位置づけであり誤りである。選択肢4は、短期計画を将来の大きな環境変化の予測に用い、長期計画を日々の業務手順の策定に用いるとしており、両者の役割を取り違えている。マネジャーは、自部門の事業計画がどの期間の計画に対応するものかを意識し、上位の計画との整合性をとることが重要になる。