【問83】ビジネスマネジャー検定 練習問題|評価期間開始時のマネジャーの対応
人材育成と人事考課 問13/20難易度B(標準)
問題文
評価期間の期首における目標設定と評価基準の共有に関して、マネジャーの対応として最も適切なものはどれか。
- 1.評価基準は評価者の裁量に委ねるべきものであり、期首の段階で部下に開示すると評価の公平性が損なわれる
- 2.期首に立てた目標は年間を通じて固定するものであり、期中に状況が変化しても見直しの対象にはしない
- 3.目標は部下に一方的に通知すればよく、達成基準について部下の理解を確認する必要はない
- 4.期首に評価基準や到達水準を部下と共有し、目標の内容についてすり合わせを行ったうえで期間をスタートする
解説
正解は選択肢4。評価の納得感を高めるためには、評価期間が始まる時点で、何を基準にどのような水準まで達成すれば評価されるのかを部下に明示し、目標の内容について認識をすり合わせておくことが欠かせない。期首の合意があって初めて、期末の評価結果を部下自身が振り返り、納得することができる。選択肢1は評価基準を非公開にすることが公平性を高めると述べているが、実際には基準が不明確なまま評価すると、部下は何を根拠に評価されたか分からず不信感を招きやすい。選択肢2は期中の目標を一切見直さないとしているが、事業環境や状況の変化に応じて目標の妥当性を確認し、必要なら調整することも求められる。選択肢3は部下の理解確認を不要としているが、一方的な通知では目標が形骸化しやすく、達成に向けた行動につながりにくい。