【問304】個人情報保護士 練習問題|ブラウザセキュリティ管理
情報セキュリティ 問124/130難易度A(易しい)
問題文
組織の従業員が使用するWebブラウザのセキュリティ管理として、最も適切な対策はどれか。
- 1.利便性を最優先し、全てのサイトへの接続を許可すべきである。
- 2.OSを更新していればブラウザ側の設定は不要である。
- 3.業務用端末では閲覧履歴やキャッシュを残すべきである。
- 4.危険なサイトの遮断やプラグインの制限を行う。
解説
正解
正解は選択肢4です。
各選択肢の解説
選択肢1 → ❌誤り
個人情報を扱う組織には安全管理措置を講じる義務があり、利便性だけを理由に一切の制限を外す運用は認められない。
選択肢2 → ❌誤り
ブラウザは拡張機能や偽サイトなどアプリケーション層の攻撃に直接さらされるため、OS更新とは別にブラウザ自体の設定強化と更新が必要である。
選択肢3 → ❌誤り
キャッシュや履歴には個人情報が残る場合があり、端末の紛失や共用時に漏えいの原因となる。終了時の自動削除など、残さない設定が望ましい。
選択肢4 → ✅正解
フィッシングサイトやマルウェア配布サイトへの接続を遮断し、未承認の拡張機能・プラグインを制限することで、業務端末経由の感染や情報流出を抑えられる。
背景知識
Webブラウザは業務で個人情報を扱う際の中心的なツールであると同時に、フィッシングサイトやマルウェア配布サイトへの入口にもなる。拡張機能やプラグインが不正なものであれば、閲覧内容そのものが外部に送信されることもある。ブラウザは自動更新されることが多いが、組織としては接続先の制御や拡張機能の許可範囲を管理する必要がある。端末に残るキャッシュや履歴の扱いも管理対象となる。
学習アドバイス
ブラウザ対策は、利用者個人の心がけと、組織としてのポリシー・設定管理の両面で考える。試験では「利便性を理由に制限を外す」「他の対策があるから不要」といった肢が誤りとして出やすい。
まとめ
- 危険なサイトの遮断と拡張機能の制限が基本対策
- キャッシュ・履歴の残し方も漏えいリスクとして管理する
- 組織ポリシーの周知と利用者教育が前提となる