【問194】マイナンバー実務検定3級 練習問題|FAX誤送信
法人番号・罰則・実務 問34/40難易度B(標準)
問題文
F社の総務担当者が、従業員Gの個人番号が記載された書類を誤って取引先の番号にFAX送信してしまった。最も適切な対応はどれか。
- 1.FAX誤送信は紙ベースの軽微なミスなので、特に対応は不要
- 2.誤送信先に速やかに連絡して書類の破棄を依頼し、Gへの謝罪を行う
- 3.誤送信先の取引先に再送付を依頼してから、もう一度同じFAXを送る
- 4.FAXは到達後の追跡が困難なため、調査・対応を断念する
解説
正解
正解は選択肢2です。
各選択肢の解説
選択肢1 → ❌誤り
紙ベースであっても、特定個人情報が記載された書類のFAX誤送信は漏えい等事案として扱う必要があります。
選択肢2 → ✅正解
誤送信先への破棄依頼、本人(G)への謝罪、社内手続の実施、必要に応じた個人情報保護委員会への報告等が標準対応です。
選択肢3 → ❌誤り
取引先の関与を求めて再送付という対応は意味が不明であり、誤送信した内容の取り戻しと破棄依頼が正しい流れです。
選択肢4 → ❌誤り
追跡困難であることを理由に対応を断念するのは、事業者の安全管理義務違反に該当します。
背景知識
FAX誤送信は、特定個人情報の漏えい事案として実務上頻繁に問題になる類型です。原因は番号入力ミス、宛先短縮ダイヤルの登録ミス、操作ミス等が大半です。対応手順は、(1)誤送信先への即時連絡、(2)誤送信書類の破棄依頼、(3)本人への謝罪・経緯説明、(4)社内における事実調査・記録、(5)必要に応じ個人情報保護委員会への報告・本人通知、(6)再発防止策(送信時のダブルチェック・宛先確認画面の活用)、というフローを取ります。3級ではこの種の事例問題で正しい対応プロセスが問われます。
学習アドバイス
FAX・メール誤送信はガイドライン上の典型インシデントです。「破棄依頼+本人謝罪+再発防止」を基本パッケージとして覚えましょう。
まとめ
- FAX誤送信も漏えい等事案として対応
- 誤送信先への破棄依頼と本人謝罪が初動の柱
- 業務フロー改善と再発防止策がセット