【問90】マイナンバー実務検定3級 練習問題|緊急避難的な提供
特定個人情報保護 問10/40難易度C(難しい)
問題文
番号法19条で認められる、生命・身体または財産の保護のために必要な場合の特定個人情報の提供について、最も適切なものはどれか。
- 1.緊急時であっても番号法は本人の同意がなければ一切提供を認めない
- 2.本人の同意を得ることが困難であるときは提供することができる
- 3.緊急時の提供は本人の利益にかかわらず提供者の判断で自由に行える
- 4.災害時に限り個別の事由要件を満たさなくても提供できる
解説
正解
正解は選択肢2です。
各選択肢の解説
選択肢1 → ❌誤り
番号法19条には人の生命・身体・財産の保護のために必要な場合の規定があり、緊急時の提供を一律禁止しているわけではありません。
選択肢2 → ✅正解
人の生命・身体・財産の保護のために必要であり、かつ本人の同意を得ることが困難なときには、特定個人情報を提供することが認められます。
選択肢3 → ❌誤り
提供者の自由な判断で行えるものではなく、要件を満たす範囲に限定されます。
選択肢4 → ❌誤り
災害対策としての提供は別途の規定があり、ここでの緊急避難的な提供とは別の枠組みです。
背景知識
番号法19条は社会保障・税・災害対策の3分野に加え、人の生命・身体・財産の保護のために必要な場合で本人の同意を得ることが困難なときの提供を認めています。これは緊急避難的な性格の規定で、要救助者の特定や救命のための情報共有等が想定されます。実際の運用では、対象者と用途の範囲を必要最小限に絞り、事後的にも記録を残すことが求められます。
学習アドバイス
19条の各号は試験で頻出です。「社会保障・税・災害対策」+「生命身体財産保護」+「委託・承継」+「情報提供ネットワーク」の体系を整理しましょう。
まとめ
- 生命・身体・財産保護で本人同意困難な場合の提供は許容
- 緊急避難的な性格を持つ規定
- 対象は必要最小限に限定