【問50】マイナンバー実務検定3級 練習問題|個人番号カード券面のICチップ
個人番号カード・利用 問10/40難易度C(難しい)
問題文
個人番号カードのICチップに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.ICチップには所得や病歴等のプライバシー性の高い情報が直接記録されている
- 2.券面記載事項や電子証明書等は搭載されるが、税・年金情報は記録されない
- 3.ICチップは複製防止のため、市町村窓口でも初期化や読み出しが一切できない
- 4.ICチップは現状、海外では一切利用できない
解説
正解
正解は選択肢2です。
各選択肢の解説
選択肢1 → ❌誤り
所得情報や病歴等のセンシティブ情報がICチップに直接記録されることはありません。プライバシー保護の観点から、各情報は分散管理が原則です。
選択肢2 → ✅正解
ICチップには券面記載事項(氏名・住所・生年月日・性別・個人番号)と、署名用・利用者証明用の電子証明書、住基用などの情報が格納されますが、税・年金・医療等の個別情報は記録されません。
選択肢3 → ❌誤り
市町村窓口では暗証番号変更や住所変更時の券面再発行などのため、必要な範囲で読み書きが行われます。
選択肢4 → ❌誤り
2024年5月から海外転出者の電子証明書継続利用が始まるなど、海外利用に関する制度も順次整備されています。
背景知識
個人番号カードのICチップは「分散管理」を前提に設計されており、所得情報や年金情報、病歴等の個人情報そのものはチップ内に保存されません。チップに保存されているのは、券面記載事項、4種類のアプリケーションに対応する電子証明書・暗証番号、空き領域(民間活用が可能)です。実際の所得情報等は税務署、年金情報は日本年金機構など、各行政機関のシステムで分散して管理されており、必要な情報連携は情報提供ネットワークシステムを介して行われます。なお、海外転出者については2024年5月の制度改正で電子証明書を継続利用できるようになりました。
学習アドバイス
「ICチップにセンシティブな個人情報は入っていない」が最重要ポイントです。情報は各機関で分散管理されている、という制度設計を押さえておきましょう。
まとめ
- ICチップには税・年金等のセンシティブ情報は入らない
- 券面情報と電子証明書等が中心
- 個人情報は各機関で分散管理されている