【問173】個人情報保護実務検定 練習問題|個人情報保護指針
実務・関連法 問13/40難易度A(易しい)
問題文
個人情報保護指針に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.個人情報保護指針は法律と同等の強制力を持つ
- 2.個人情報保護指針は認定個人情報保護団体が作成する自主規制ルールである
- 3.個人情報保護指針は個人情報保護委員会が直接作成する
- 4.個人情報保護指針はすべての企業に法的拘束力を持って適用される
解説
正解
正解は選択肢2です。
各選択肢の解説
選択肢1 → ❌誤り
個人情報保護指針は自主規制ルールであり、法律そのものではありません。法律と同等の強制力はありません。
選択肢2 → ✅正解
個人情報保護法54条1項は、認定個人情報保護団体が個人情報保護指針を作成するよう努めなければならない旨を定めており、認定団体が作成する業界自主ルールです。
選択肢3 → ❌誤り
個人情報保護指針を作成するのは認定団体であり、委員会ではありません(委員会はガイドラインを作成)。
選択肢4 → ❌誤り
指針が直接的に法的拘束力を持つわけではなく、認定団体の対象事業者に対して遵守努力が求められるルールです。
背景知識
個人情報保護指針は、認定個人情報保護団体が業界の特性に応じて作成する自主規制ルールです(54条)。法律やガイドラインを補完し、より具体的・実践的な内容を定めることが多いです。指針を作成・変更した場合、認定団体は委員会に届け出なければならず、委員会はその指針を公表します。認定団体は対象事業者に対し、当該指針を遵守させるため必要な指導・勧告を行うよう努めなければなりません(54条4項)。これにより、業界自主規制と法律監督が連携する仕組みになっています。
学習アドバイス
「指針=認定団体の自主ルール」「ガイドライン=委員会のルール」と区別して覚えましょう。
まとめ
- 個人情報保護指針は認定団体が作成
- 業界の自主規制ルール
- 委員会への届出が必要