【問99】個人情報保護実務検定 練習問題|従業者教育の実施
安全管理・第三者提供 問19/40難易度C(難しい)
問題文
個人データを取り扱う従業者への教育・研修に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
- 1.新入社員のみ研修を行えば足り、既存従業者への定期研修は不要である
- 2.個人データを取り扱う全従業者を対象に教育を行うべきである
- 3.教育内容は法令、社内ルール、有事対応など多面的に構成するのが望ましい
- 4.研修受講記録を保存し、未受講者へのフォローを行うべきである
解説
正解
正解は選択肢1です。
各選択肢の解説
選択肢1 → ✅
法令改正、脅威の進化、社内ルールの変更などに対応するため、定期研修(年1回程度以上)が望ましく、新入社員研修だけでは不十分です。
選択肢2 → ❌
個人データを取り扱う全従業者が対象という記述は適切です。
選択肢3 → ❌
法令理解だけでなく、実務ルール、漏えい時対応、リスク認識などを含めた多面的構成が望ましく、適切な記述です。
選択肢4 → ❌
受講記録の保存と未受講者フォローは、教育の実効性確保のため適切な対応です。
背景知識
ガイドライン通則編は人的安全管理措置として「従業者の教育」を必須項目に挙げ、(1)個人データ取扱規程・関連法令の周知、(2)定期的な教育・研修、(3)秘密保持に関する誓約書の取得を求めています。教育は「全対象者」「定期実施」「内容多面化」「効果測定」の4要素で運用するのが理想で、特に効果測定として確認テスト・受講記録保存・違反時の処分基準の周知が有効です。新入社員研修+年1回以上の定期研修が最低ラインで、漏えい事故やシステム変更時には臨時研修を実施します。
学習アドバイス
教育は「全員」「定期」「多面」「記録」の4ワードで覚えると判断しやすいです。新入社員のみは典型的な誤り肢です。
まとめ
- 教育は全従業者に定期実施
- 内容は法令・ルール・有事対応を含む
- 受講記録保存と未受講者フォローを徹底