【問95】個人情報保護実務検定 練習問題|再委託の取扱い
安全管理・第三者提供 問15/40難易度B(標準)
問題文
個人データ取扱いの再委託に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.再委託は法律上一律に禁止されている
- 2.再委託する場合、委託元の事前承諾を得るなどの対応が望ましい
- 3.再委託先での事故は再委託先のみの責任で、委託元は責任を負わない
- 4.再委託にあたって本人の事前同意が常に必要である
解説
正解
正解は選択肢2です。
各選択肢の解説
選択肢1 → ❌
再委託は禁止されていません。適切な手続きと監督があれば認められます。
選択肢2 → ✅
ガイドラインは、再委託にあたり委託元の事前承諾(文書による)、再委託先選定責任、監督責任を契約で明確化することを推奨しています。
選択肢3 → ❌
再委託先の事故についても、委託元の選定・監督に不備があれば委託元の責任が及びます。
選択肢4 → ❌
委託は第三者提供に該当しないため、再委託でも本人同意は不要です。
背景知識
再委託は実務上多用される手法で、システム開発・事務代行・物流など多くの分野で重層的な委託関係が生じます。法律は再委託を禁じていませんが、「再委託先における安全管理が委託元から見えにくい」というリスクから、ガイドラインは(1)委託契約での再委託条件設定、(2)再委託する場合の事前承諾、(3)再委託先の選定責任、(4)再委託先に対する間接的監督、(5)再々委託への展開時の取扱いを契約上明確化することを推奨します。委託元は最終責任者として、再委託先における取扱状況も把握する必要があります。
学習アドバイス
再委託は「事前承諾」「選定責任」「間接監督」の3点で押さえます。委託元が最終責任者であるという原則を忘れずに。
まとめ
- 再委託は禁止されていない
- 委託元の事前承諾が望ましい
- 委託元は最終責任者として監督継続