【問94】個人情報保護実務検定 練習問題|委託契約の締結事項
安全管理・第三者提供 問14/40難易度B(標準)
問題文
個人データの取扱いを委託する際の契約に盛り込むべき事項として、最も関係が薄いものはどれか。
- 1.委託する個人データの安全管理に関する事項
- 2.再委託の可否と条件
- 3.委託先における漏えい等発生時の通知義務
- 4.委託先従業員の年収の最低基準
解説
正解
正解は選択肢4です。
各選択肢の解説
選択肢1 → ❌
安全管理事項は委託契約の中核で、必ず盛り込むべきです。
選択肢2 → ❌
再委託の可否・条件・事前承諾要件は監督上必要不可欠です。
選択肢3 → ❌
漏えい等発生時の即時通知は委託元の対応に直結し、契約事項として重要です。
選択肢4 → ✅
委託先従業員の年収基準は、個人データ安全管理と直接的関係が薄く、契約事項としては不要です。
背景知識
ガイドライン通則編は、委託契約に盛り込むことが望ましい事項として、(1)委託元・委託先の責任明確化、(2)個人データの安全管理に関する事項(秘密保持、再委託条件、漏えい時の通知、契約遵守状況の確認、契約違反時の措置)、(3)契約期間、(4)契約終了後の措置(返却・廃棄)、(5)再委託の制限・条件、(6)漏えい時の対応、を例示しています。安全管理に直結しない条項を入れることは可能ですが、必須ではありません。試験では「典型的契約事項でないもの」を選ばせる出題が多くなされます。
学習アドバイス
契約事項は「安全管理」「再委託」「漏えい時対応」「廃棄・返却」の4つで覚えると確実。それ以外は基本的に「個人データ管理に直結しない」と判断します。
まとめ
- 必須は安全管理・再委託・漏えい・廃棄
- 個人データ管理に直結しないものは不要
- 委託元の監督責任を担保する内容に