【問91】個人情報保護実務検定 練習問題|従業者の監督義務(24条)
安全管理・第三者提供 問11/40難易度A(易しい)
問題文
個人情報保護法第24条が定める従業者の監督に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.事業者は従業者に個人データを取り扱わせる際、必要かつ適切な監督を行わなければならない
- 2.従業者の監督義務は努力義務であり違反しても罰則対象とはならない
- 3.従業者の監督義務は正規雇用社員のみを対象とする
- 4.従業者の監督義務は人事部長個人に課される
解説
正解
正解は選択肢1です。
各選択肢の解説
選択肢1 → ✅
24条は、事業者に対し、従業者に個人データを取り扱わせるにあたり「必要かつ適切な監督」を行う義務を課しています。
選択肢2 → ❌
法定の義務であり、違反した上で勧告・命令に従わない場合は罰則対象となり得ます。努力義務ではありません。
選択肢3 → ❌
従業者の範囲は雇用形態を問わず、契約社員、派遣社員、アルバイト、役員等を含みます。
選択肢4 → ❌
監督義務の主体は事業者(法人)であり、特定個人に課されるわけではありません。
背景知識
24条は条文上「個人情報取扱事業者は、その従業者に個人データを取り扱わせるに当たっては、当該個人データの安全管理が図られるよう、当該従業者に対する必要かつ適切な監督を行わなければならない」と定めています。「従業者」とは事業者の指揮監督下で業務に従事する者全てを指し、契約形態は問いません。役員も含まれる点が重要で、経営層の監督も対象となります。具体的監督内容は、社内規程整備、教育・研修、誓約書取得、業務上のモニタリング、違反時の懲戒等です。
学習アドバイス
24条は条文の主語が「事業者」、対象が「従業者(広範囲)」、義務内容が「必要かつ適切な監督」、と3点で覚えると整理できます。
まとめ
- 24条は事業者の従業者監督義務
- 従業者は雇用形態問わず広範囲
- 必要かつ適切な監督が義務内容