【問90】個人情報保護実務検定 練習問題|安全管理措置の見直し
安全管理・第三者提供 問10/40難易度C(難しい)
問題文
安全管理措置の見直しに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.一度策定した規程は変更しない方が望ましい
- 2.技術や脅威の変化、自社の取扱状況に応じ定期的に見直すべきである
- 3.見直しは外部監査人のみが行うべきで、内部担当者は関与しない
- 4.漏えい事案発生後でなければ見直してはならない
解説
正解
正解は選択肢2です。
各選択肢の解説
選択肢1 → ❌
規程は環境変化に応じて見直しが必要です。固定化は形骸化を招きます。
選択肢2 → ✅
技術の進歩、新たな脅威、自社の事業変化に応じた定期見直しは、組織的安全管理措置の重要要素です。
選択肢3 → ❌
内部での自己点検と見直しがまず重要で、外部監査は補完的位置づけです。
選択肢4 → ❌
事案発生後だけでなく、平時からの予防的見直しが求められます。
背景知識
ガイドライン通則編は、組織的安全管理措置として「取扱状況の把握及び安全管理措置の見直し」を挙げ、自己点検、他部署や外部主体による監査、見直しと改善のPDCAを求めています。取扱状況の変化(新サービス開始、システム更改、業務委託の追加)、外部環境の変化(新たな攻撃手法、法改正)、漏えい事故等を契機に、規程・教育・物理的措置・技術的措置を継続的に見直す必要があります。「一度作って終わり」ではなく「継続的改善」が安全管理措置の本質です。
学習アドバイス
安全管理措置は静的なものではなく、PDCAで回す動的な取組み、という視点を持ちましょう。
まとめ
- 安全管理措置はPDCAで継続改善
- 環境変化を契機に定期見直し
- 平時からの自己点検が重要