【問89】個人情報保護実務検定 練習問題|廃棄時の措置
安全管理・第三者提供 問9/40難易度B(標準)
問題文
個人データを記録した媒体の廃棄に関する措置として、最も不適切なものはどれか。
- 1.紙媒体は焼却・溶解・シュレッダー等で復元不可能な状態にして廃棄する
- 2.ハードディスクは物理的に破壊するか専用ソフトでデータ消去する
- 3.廃棄を外部業者に委託する場合、廃棄証明書の取得は不要である
- 4.電子媒体の廃棄記録を残し、後日確認できるようにする
解説
正解
正解は選択肢3です。
各選択肢の解説
選択肢1 → ❌
紙媒体の確実な廃棄(焼却・溶解・シュレッダー)は適切な措置です。
選択肢2 → ❌
ハードディスクは物理破壊または完全消去ソフトの使用が推奨されます。
選択肢3 → ✅
廃棄を外部委託する場合は委託先監督義務があり、廃棄証明書の取得などで適切な実施を確認する必要があります。
選択肢4 → ❌
廃棄記録は組織的安全管理措置として保存すべきです。
背景知識
ガイドライン通則編は、物理的安全管理措置の手法例として「個人データの削除及び機器、電子媒体等の廃棄」を挙げ、紙は焼却・溶解・シュレッダー等、電子媒体は専用ソフトによる消去または物理的破壊を求めています。廃棄を委託する場合、第25条の委託先監督義務が及び、契約での義務付け、廃棄証明書の取得、立会いなどで実施状況を確認する必要があります。実際にHDD転売によりデータが流出した重大事案も発生しており、廃棄管理は実務上の重要論点です。
学習アドバイス
廃棄は「復元不可能」が合言葉。紙はシュレッダー、HDDは物理破壊または完全消去、外部委託時は証明書取得、と整理しましょう。
まとめ
- 廃棄は復元不可能な状態が必須
- 委託時は廃棄証明書で確認
- 廃棄記録の保存も組織的措置として必要