【問85】個人情報保護実務検定 練習問題|技術的安全管理措置
安全管理・第三者提供 問5/40難易度B(標準)
問題文
技術的安全管理措置として最も適切でないものはどれか。
- 1.個人データへのアクセス権限を業務上必要な者に限定する
- 2.ID・パスワードによる認証システムを導入する
- 3.個人情報を含むサーバーを施錠した部屋に設置する
- 4.通信経路を暗号化し、外部からの傍受を防止する
解説
正解
正解は選択肢3です。
各選択肢の解説
選択肢1 → ❌
アクセス権限の制限は「アクセス制御」として技術的安全管理措置の中核です。
選択肢2 → ❌
ID・パスワードでの認証は「アクセス者の識別と認証」で技術的安全管理措置の典型です。
選択肢3 → ✅
施錠された部屋への設置は「区域管理」「機器盗難防止」で物理的安全管理措置に該当します。
選択肢4 → ❌
通信暗号化は「外部からの不正アクセス等防止」「情報システム監視」に含まれる技術的安全管理措置です。
背景知識
技術的安全管理措置は通則編で(1)アクセス制御、(2)アクセス者の識別と認証、(3)外部からの不正アクセス等の防止、(4)情報システムの使用に伴う漏えい等の防止、の4項目に区分されます。具体的には権限管理、認証、ファイアウォール、ウイルス対策、暗号化、ログ記録などです。物理的措置との違いは、対策が情報システム上の機能か空間・有体物かにあります。サーバーを置く部屋に対する措置は物理的、サーバー上で動く制御は技術的と判別します。
学習アドバイス
「機械の内側」(ソフト・設定・暗号)が技術的、「機械の外側」(扉・鍵・配置)が物理的、と立体的にイメージしましょう。
まとめ
- 技術的=システム機能による制御
- アクセス制御・認証・暗号化・ログ
- 機器の物理的設置場所は物理的に分類