【問84】個人情報保護実務検定 練習問題|物理的安全管理措置
安全管理・第三者提供 問4/40難易度A(易しい)
問題文
物理的安全管理措置に関する記述として、誤っているものはどれか。
- 1.サーバー室への入退室記録を保存することは物理的安全管理措置に含まれる
- 2.ノートパソコンの盗難防止用ワイヤー設置は物理的安全管理措置である
- 3.個人データを含む書類を施錠キャビネットで保管することは物理的安全管理措置である
- 4.ファイアウォールによる不正アクセス遮断は物理的安全管理措置である
解説
正解
正解は選択肢4です。
各選択肢の解説
選択肢1 → ❌
入退室記録の保存は管理区域の管理に関する物理的安全管理措置に含まれます。
選択肢2 → ❌
盗難防止ワイヤーは機器盗難対策で、物理的安全管理措置の代表例です。
選択肢3 → ❌
書類の施錠保管は典型的な物理的安全管理措置です。
選択肢4 → ✅
ファイアウォールによる不正アクセス遮断はソフトウェア・ネットワーク制御で、技術的安全管理措置に該当します。
背景知識
物理的安全管理措置は、(1)個人データを取り扱う区域の管理(管理区域・取扱区域の区分)、(2)機器・電子媒体の盗難防止、(3)電子媒体等を持ち運ぶ場合の漏えい防止、(4)個人データの削除・機器廃棄、の4項目で構成されます。鍵やワイヤー、シュレッダー、データ消去ソフトなど、有体物・空間に関する対策が中心です。一方、ファイアウォールやアクセス制御はネットワーク・システム上の技術であり、技術的安全管理措置に分類されます。
学習アドバイス
「触れる物」(扉、鍵、機器)は物理的、「コードや設定」(ファイアウォール、暗号化)は技術的と切り分けると判別しやすいです。
まとめ
- 物理的=有体物・空間に対する対策
- 入退室管理・施錠・盗難防止が典型例
- ファイアウォール・暗号化は技術的に分類