【問83】個人情報保護実務検定 練習問題|人的安全管理措置
安全管理・第三者提供 問3/40難易度B(標準)
問題文
人的安全管理措置として、最も典型的でないものはどれか。
- 1.従業者から個人情報の取扱いに関する誓約書を取得する
- 2.新入社員に対しコンプライアンス研修を実施する
- 3.退職予定者に対し情報持ち出し禁止を確認する
- 4.サーバー室の鍵をICカード式に変更する
解説
正解
正解は選択肢4です。
各選択肢の解説
選択肢1 → ❌
誓約書取得は従業者の意識付けと義務確認のため、人的安全管理措置の代表例です。
選択肢2 → ❌
研修は知識・意識を高める典型的な人的安全管理措置です。
選択肢3 → ❌
退職時の確認や持ち出し禁止徹底も、従業者の行動に対する措置で人的安全管理措置です。
選択肢4 → ✅
鍵の交換・入退室管理の高度化は物理的安全管理措置に該当し、人的安全管理措置ではありません。
背景知識
人的安全管理措置は、ガイドライン通則編で「従業者の教育」と表現され、(1)個人データ取扱規程の周知、(2)定期的な研修、(3)秘密保持に関する誓約書の取得などが具体例です。雇用形態を問わず派遣社員・アルバイトも対象である点に注意が必要です。退職時にも改めて義務を確認する運用が望まれます。物理的措置との違いは「対象が人(意識・行動)」か「対象が物(空間・機器)」かにあります。
学習アドバイス
教育・誓約・周知など「人の頭や行動に働きかける」措置は人的、施錠・カード・盗難対策は物理的、と区別して覚えましょう。
まとめ
- 人的=従業者教育・誓約書・周知
- 物理的=施錠・入退室管理・機器固定
- 雇用形態を問わず適用