【問82】個人情報保護実務検定 練習問題|組織的安全管理措置
安全管理・第三者提供 問2/40難易度B(標準)
問題文
組織的安全管理措置として最も適切なものはどれか。
- 1.サーバー室への入退室時に静脈認証を導入する
- 2.個人データ取扱台帳を整備し定期的に確認する
- 3.従業者に守秘義務に関する研修を実施する
- 4.通信経路をTLSで暗号化する
解説
正解
正解は選択肢2です。
各選択肢の解説
選択肢1 → ❌
静脈認証による入退室管理は物理的安全管理措置に該当します。
選択肢2 → ✅
個人データ取扱台帳の整備と定期確認は、責任体制の明確化と運用状況の把握にあたり、組織的安全管理措置の典型例です。
選択肢3 → ❌
従業者への研修は人的安全管理措置に該当します。
選択肢4 → ❌
通信経路の暗号化は技術的安全管理措置に該当します。
背景知識
組織的安全管理措置は「組織として」整備すべき仕組みを指し、(1)責任者の設置と従業者の権限明確化、(2)取扱規程に基づく運用、(3)取扱状況を確認する手段(台帳・ログ)、(4)漏えい等への対応体制、(5)取扱状況の見直しの5項目で構成されます。中でも台帳整備は、何のデータを誰がどこで取り扱うかを可視化し、漏えい時の影響範囲特定にも不可欠です。混同しやすい肢が並ぶため、各措置の主体(組織か人か物か技術か)で判別する習慣をつけましょう。
学習アドバイス
規程・台帳・体制図など「紙やルール」は組織的、「人」は人的、「鍵や扉」は物理的、「IT機能」は技術的、と分けて整理すると迷いません。
まとめ
- 組織的安全管理措置=責任体制と運用ルール
- 台帳・規程・監査が代表例
- 4類型のどれに当たるか主体で判別