【問53】個人情報保護実務検定 練習問題|不正の手段による取得の例
取得・利用 問13/40難易度A(易しい)
問題文
個人情報保護法20条1項違反となる「偽りその他不正の手段」による取得の例として、最も適切なものはどれか。
- 1.アンケートで適切に利用目的を明示した上で、自発的に回答してもらった情報の取得
- 2.店頭でレシート発行のため、本人の同意を得て連絡先情報を取得
- 3.実際の利用目的を秘匿し、虚偽の利用目的を伝えて個人情報を取得した場合
- 4.ホームページの問い合わせフォームから本人が自ら入力した情報の取得
解説
正解
正解は選択肢3です。
各選択肢の解説
選択肢1 → ❌誤り(適正取得)
適切な利用目的の明示と本人の自発的回答による取得は適正な取得です。
選択肢2 → ❌誤り(適正取得)
本人同意のもとでの取得は適正取得です。
選択肢3 → ✅正解(不正取得)
虚偽の利用目的を伝えて取得することは「偽り」による取得であり、法20条1項違反です。
選択肢4 → ❌誤り(適正取得)
本人が自ら自発的に入力した情報の取得は適正取得です。
背景知識
ガイドライン(通則編)では、「偽りその他不正の手段」による取得の例として、①本人を欺いて取得する場合(虚偽の利用目的提示など)、②十分な判断能力のない子供や障害者から、保護者や法定代理人の同意なく取得する場合、③第三者提供制限の規定に違反していることを知り、または容易に知ることができるにもかかわらず、当該個人情報を取得する場合などを挙げています。例えば「アンケートに答えるとプレゼントを差し上げます」と言いながら、実際は名簿販売目的で個人情報を取得する行為は、典型的な不正取得に該当します。
学習アドバイス
具体例で適正取得・不正取得を判断する問題が頻出です。「本人を欺く」「判断能力不十分の者からの取得」「違法取得と知って取得」の3パターンを覚えましょう。
まとめ
- 虚偽の目的を告げての取得は不正取得
- 判断能力不十分の者からの無断取得も違反
- 違法取得と知っての入手も違反