【問11】個人情報保護実務検定 練習問題|個人データの定義
個人情報保護法の基礎 問11/40難易度A(易しい)
問題文
個人情報保護法における「個人データ」の定義として、最も適切なものはどれか。
- 1.個人情報のうち、6か月以内に消去するもの
- 2.個人情報データベース等を構成する個人情報
- 3.事業者がインターネット上に公開している個人情報
- 4.本人の同意を得て取得した個人情報
解説
正解
正解は選択肢2です。
各選択肢の解説
選択肢1 → ❌誤り
6か月以内に消去するものという定義は、改正前の「短期保存データ」の概念で、令和2年改正でこの概念は廃止され、現在は保有個人データに含まれます。
選択肢2 → ✅正解
法16条3項は、個人データを「個人情報データベース等を構成する個人情報」と定義しています。データベース化された個人情報のことです。
選択肢3 → ❌誤り
公開・非公開は個人データの該当性に直接関係しません。データベース化されているかが基準です。
選択肢4 → ❌誤り
本人同意は個人データの定義要件ではありません。同意の有無に関わらず、データベース化されていれば個人データに該当します。
背景知識
個人情報保護法では、個人情報、個人データ、保有個人データという3つの概念が階層的に定義されており、それぞれ事業者の義務内容が異なります。「個人情報」は最も広い概念で、生存個人を識別できる情報すべてを指します。「個人データ」はそのうち、検索可能な形でデータベース化されたものです(法16条3項)。「保有個人データ」はさらに狭く、事業者が開示・訂正・利用停止等の権限を有するものです(法16条4項)。階層構造は「個人情報⊃個人データ⊃保有個人データ」となります。
学習アドバイス
個人情報・個人データ・保有個人データの3階層は試験で頻出です。それぞれの定義と該当範囲を正確に区別できるようにしておきましょう。データベース化の有無が個人データ判定の鍵です。
まとめ
- 個人データは個人情報データベース等を構成する個人情報
- 法16条3項に定義
- 個人情報⊃個人データ⊃保有個人データの階層構造