【問215】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|社会福祉協議会の役割と相談援助機能
関連法制度・施策 問19/26難易度B(標準)
問題文
社会福祉協議会の活動について、説明として最も適切なものはどれか。
- 1.国の行政機関であり、全国の福祉事務所を統括して政策立案を行うのが中心的な機能である
- 2.地域福祉の推進を目的に社会福祉法に基づき設置される民間団体で、相談援助等を行う
- 3.営利法人として福祉用具の販売を主な事業とし、相談援助は附帯的な活動にとどまる
- 4.医療機関が設置し運営する団体で、医療保険の給付管理を主な業務としている組織である
解説
正解
正解は選択肢2です。
各選択肢の解説
選択肢1 → ❌誤り
社会福祉協議会は行政機関ではなく民間団体である。福祉事務所は社会福祉法に基づく別の公的機関であり、社協がこれを統括する関係にもない。
選択肢2 → ✅正解
社会福祉協議会は社会福祉法に基づき、市区町村・都道府県・全国の各段階に組織される営利を目的としない民間団体である。地域の福祉ニーズを把握し、相談援助、福祉サービスの情報提供、日常生活自立支援事業、ボランティア活動の支援などを展開する。
選択肢3 → ❌誤り
社会福祉協議会は営利を目的としない組織であり、福祉用具販売を主たる事業とはしていない。相談援助や地域の支えあい活動が中核である。
選択肢4 → ❌誤り
医療機関が設置する団体ではなく、医療保険の給付管理を担う機関でもない。社会福祉を基盤に地域福祉を推進する団体である。
背景知識
社会福祉協議会は、地域における福祉課題に対応する中核的な組織である。行政機関ではない民間団体でありながら、社会福祉法に位置づけられ公共性の高い活動を担う点が特徴で、住民や社会福祉法人、民生委員などと連携して地域福祉を推進する。福祉住環境コーディネーターが相談者を支援する際、社協の機能を理解し必要に応じて紹介することで、住環境整備にとどまらない包括的な支援につながる。
学習アドバイス
「行政機関ではなく民間団体」「営利目的ではない」「市区町村・都道府県・全国の3層構造」の3点が判別の軸になる。
まとめ
- 社会福祉協議会は社会福祉法に基づく非営利の民間団体である。
- 市区町村・都道府県・全国の3段階に組織され、地域福祉の推進を目的とする。
- 相談援助や日常生活自立支援事業などを通じ、住民や福祉関係者と連携して活動する。