【問208】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|改修工事後の実績報告と領収書
介護保険と住宅改修 問20/25難易度B(標準)
問題文
住宅改修の工事が完了した後、保険者に提出する書類として正しいのはどれか。
- 1.領収証だけあれば、他の書類は提出の必要がない
- 2.施工業者の請求書だけで足り、被保険者の領収証は不要である
- 3.工事完了報告書だけあれば、写真や領収証は添付不要である
- 4.領収証(工事費内訳書付き)と改修前後の写真
解説
正解
正解は選択肢4です。
各選択肢の解説
選択肢1 → ❌誤り
費用の証明はできても、事前申請した内容どおりに施工されたかを確認できない。完成後の状態が確認できる写真等もあわせて求められる。
選択肢2 → ❌誤り
支払いの事実を示す被保険者あての領収証が必要であり、請求書では代替できない。
選択肢3 → ❌誤り
費用を証する領収証と、完成後の状態が確認できる写真等は省略できない。
選択肢4 → ✅正解
老企第42号通知は、完成後の提出書類として住宅改修に要した費用の領収証(工事費内訳書を添付)と、完成後の状態を確認できる書類等(改修前後の写真)を挙げている。被保険者と住宅の所有者が異なる場合は、所有者の承諾書も必要となる。
背景知識
工事完了後の申請は、事前申請した内容どおりに工事が行われたかを保険者が確認する手続きである。老企第42号通知は、住宅改修に要した費用の領収証(工事費内訳書を添付)、完成後の状態を確認できる書類等(改修前後の写真)、被保険者と住宅の所有者が異なる場合の所有者の承諾書を挙げている。写真は日付が入ったものを求める保険者が一般的で、改修前の写真は着工前に撮影しておく必要がある。根拠は介護保険法第45条と施行規則第75条である。
学習アドバイス
改修前の写真は工事が始まると二度と撮れません。着工前に撮影しておくよう施工者と利用者に伝えておくのが実務のコツです。
まとめ
- 領収証と工事費内訳書が必要
- 改修前後の状態がわかる写真が必要
- 所有者が異なる場合は承諾書も必要