【問200】eco検定 練習問題|地域循環共生圏の考え方
各主体の役割(企業の環境経営・行政・市民・金融) 問18/27難易度B(標準)
問題文
地域循環共生圏の考え方に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.各地域が自らの資源を活かして自立しつつ、地域どうしが特性に応じて補い合う姿を示す考え方である。
- 2.全国の地域が一律に同じ産業構造を持つことを目指して、国が主導的に進める地域振興策である。
- 3.資源やエネルギーは地域内での利用を避け、広域的な流通に委ねることを基本とする考え方である。
- 4.都市部への人口や産業の集中をいっそう進め、地方の役割を縮小していくことを目標とする考え方である。
解説
正解は1。地域循環共生圏は、それぞれの地域が持つ自然資源や人材などの強みを活かしながら自立的に発展を図りつつ、一つの地域だけでは足りないものを近隣の地域や都市部と補い合う関係を築いていく社会の姿を示す考え方である。地域ごとの多様性を前提としながら、地域どうしのつながりを重視する点に特徴がある。
2は誤り。地域循環共生圏はそれぞれの地域の個性や強みを活かすことを前提としており、全国一律の産業構造を目指す考え方ではない。3は誤り。資源やエネルギーの地域内での利用を否定するものではなく、むしろ地域内で活かせる資源を積極的に活用することを重視する考え方である。4は誤り。都市部への一方的な集中を目指すものではなく、地域と都市がそれぞれの特性に応じて補い合う関係を築くことを目指している。
「一人勝ち」ではなく「地域どうしの支え合い」を前提とする発想であり、行政・企業・市民の協働やパートナーシップとも重なり合う考え方として理解しておきたい。