【問199】eco検定 練習問題|地産地消の考え方
各主体の役割(企業の環境経営・行政・市民・金融) 問17/27難易度C(難しい)
問題文
地域で生産されたものを地域で消費する取組が環境面で持つ意義に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.生産から消費までの過程で発生する環境負荷は、産地との距離にかかわらず一定であるとされている。
- 2.産地が近いことの利点は鮮度の保持に関するものであり、環境面での意義は想定されていない取組である。
- 3.輸送距離を短くできる分、輸送に伴うエネルギー消費や環境負荷を抑えられる可能性がある取組である。
- 4.地域外で生産されたものを積極的に取り入れることこそが、環境負荷の低減につながるとされている。
解説
正解は3。地域で生産されたものを地域で消費する取組は、生産地から消費地までの輸送距離を短くできる分、輸送に伴う燃料の消費や環境負荷を抑えられる可能性がある取組として位置づけられている。消費者が身近な地域の産品を選ぶという日々の行動が、こうした環境面での意義につながっている。
1は誤り。輸送に伴う環境負荷は輸送距離や手段によって変わり得るものであり、産地との距離にかかわらず一定であるとする記述は誤りである。2は誤り。産地が近いことは鮮度の面での利点にもつながるが、それだけでなく輸送に伴う環境負荷を抑えられるという環境面での意義も併せて位置づけられている。4は誤り。地域外で生産されたものを積極的に取り入れることは輸送距離をむしろ長くする方向に働き得るため、環境負荷の低減につながるとする記述の趣旨とは逆になっている。
地域の産品を選ぶという行動は、消費者としての選択が生産や流通のあり方に働きかける具体例の一つとして捉えられる。